流刀 受け流し

FZS1000ほか雑記のブログです

【FZS1000】ちょっと戒めの気持ちで

土曜日は神奈川に帰省していました。
日曜日は仕事があるので日帰りです。
 
出発は11:00すぎ。15:00~18:00まで用事があるのでそれまでには到着するように走ります。
 
上り線は東北道矢吹インターから川口→首都高湾岸線で大黒PAを抜けたあたりで降ります。
だいたい自宅から280㌔です。
 
出発前にタイヤの空気圧チェック。
2.4くらいまで下がっていました。
1週間前に測ったばかりですが、800㌔近く走ったので少し抜けたのでしょう。
2.5まで戻して出発です。
 
行きの東北道は巡航しつつも抜いていく感じで200㌔超を2時間くらいで走ります。
首都高の80㌔超は1時間くらい。
だいたい3時間くらいが神奈川(の実家)までの到達時間です。
途中PA、SAによれば少し伸びます。
 
ちなみにガソリンは満タンにしておけば片道はしっても警告灯がつきません。
燃費も及第点です。
 
 
ちょっと問題になるのが帰りです。
だいたい実家に寄って夕食をもらってから帰ることが多いので出発は20:00~22:00くらいのあいだ。
 
首都高に乗ると大黒PAをこえていきますが、このあたりは夜の景色がきれいでのんびり走っています。
(横浜のランドマークタワーを眺めたりベイブリッジから眼下を見下ろしたり)
お台場を越えて東北道入り口の辺りでスピードをあげて、東北道からはかなりペースが上がります。
 
東北道は直線区間が長く、東名などに比べるとかなり走りやすいです。
加えて夜間の下り線。
早く自宅に戻りたい気持ちもありスピードが上がるのです。
巡航速度で100~120くらいにはなります。
これくらいだと右車線でどんどん車を抜いていく感じになります。
 
ここ半年くらいこんな感じで走ってきたので、結構慣れっこになりました。
スピードや事故の恐怖心も少し薄らいでいた感もあります。
 
そんな自分を戒めることがありました。
 
那須高原の山を越えたあたりで電光掲示板に「10㌔先落下物アリ」の表示が。
このあたりはライトの明かり以外に道路を照らすものがなく、車がいないと真っ暗です。
前方も真っ暗なのでハイビーム走行になります。
 
10㌔ほどはしったあたりで路肩にランプを点けてパトカーが止まっていました。
落下物の処理をしていたのでしょう。
 
一応100㌔くらいに減速して通過します。
東北道は残り10㌔くらいで降りるので一気につめてしまおうとその後スピードを少しあげて走っていました。
 
ふと後ろを見るとはるか後方の真っ暗な闇から赤~いランプがものすごい勢いで迫ってくるのが見えました。
さっきのパトカーだ!
 
視認してからわずか4~5秒くらいだったと思います。一気に後ろまでつめられました。数百メートルはあったのに。
明らかに獲物を狩る”取締りモード”です。
やばい・・・
 
そのとき、”たまたま”左車線だったのですが、右車線から一気に前方に回りこみバイクの前に出てきます。
僕の方は本気で殺られると思って、完全金縛り状態です。
 
パトカーの後部座席から文字が出てきました。
 
「スピイド、オトセ!」
 
500mほど並走してスピードをあげて行ってしまいました。
 
た、助かった・・・・
ふと自分のバイクの速度を見ると80㌔くらいになっていました。
後ろのパトカーを視認してから一気に車速を落としていたようでした。
これがボーダーラインだったのかも。
 
ちょうどインター出口手前だったのでパトカーも捕まえるのは文句なしの条件だったと思います。
最後のところで命拾いしまいた。
 
東北道も転勤ですっかり”常連さん”になってしまいました。
走りもずいぶん荒っぽくなっていたのを再認識しました。
ちょっと前にオービスの話をしたばっかりなのに。
 
赤キップももらってから後悔するハメにはなりたくありません。
ここで改めて自分を戒めようと思います。
それと事故って死ぬのもゴメンです。
 
一日たって記事を書いている今も思い出すとぞっとします。
ホント運がよかったと思ってます。