流刀 受け流し

FZS1000ほか雑記のブログです

駅伝のこと

新年最初の記事はこれかな。

 2日の箱根駅伝往路で順大が、前回大会の総合優勝校としては96年の山梨学院大以来となる途中棄権。5区・小野が、山を登り切った15キロ付近から脱水症状で低血糖状態に陥ってふらつき、フィニッシュ目前で路上に倒れ込んで仲村監督に止められた。練習の状態は良かったが、11月から胃腸の調子を崩すこともあったといい、「もっと慎重になるべきだった」と仲村監督。 

 小野は救急車の中で仲村監督に「あと(往路ゴールまで)どのぐらいでしたか」と尋ね、涙を流してわびたという。前々回は8区の選手が脱水症状を起こして首位から陥落し、今回も1区の関戸がレース中に両脚のけいれんを起こして区間最下位に。復路に向けて追い上げを図っていた末に、小野にもトラブルが襲った。重苦しい空気の中で涙する部員に、往路ゴール付近の観戦客から「帰り(復路)も頑張れ」という声が飛んだ。


箱根駅伝は毎年見るけど、テレビに張り付くってほどでもない。

結果をニュースで確認して「ふーん。」と思うくらい。

実は私の大学が毎年出ているのだけど、その辺はあまり思いいれはないw

ただ、彼らの努力を少しだけ垣間見たことはあった。

7時位に学校に行くと、陸上部(多分駅伝選手だよな)が走りこみをしているのを何度も目撃した。

私は違う部活だったけど、朝練はやっぱりきつかったな。

彼らは自主的にやっているのだろう。(私だってもちろん自主的にやってた)

そもそも、駅伝の選手に選抜されるには部内の競争に勝たないといけないんだよな。

そういう意味ではシビアな世界だと思う。


今回棄権になった選手は泣いて詫びたというけど、本人も悔しくて仕方ないのだろう。

泣ける、悔しがる、というのは本人が真面目に取り組んだ結果だ。

この選手はしばらくは自責の念に駆られると思うけど、これが”昔話”になるときに、人間的に大きく成長できるのだと思う。